【ここまで覚えれば大丈夫?】脂質異常症薬って、何か胡散臭いなぁ~

陰イオン内分泌代謝

「脂質」シリーズの投稿は最後となります。前回のスタチン系に続き、小腸コレステロールトランスポーター阻害薬、陰イオン交換樹脂、LDL変性抑制剤に関する「脂質異常症治療薬の楽しい覚え方」となります。下記のシリーズ記事を読んでいただければ、より理解が深まると思いますのでよろしくお願いしま~す。

第一話【サラダ油の秘話発見?】皆さん!コレステロールゼロに騙されてるよ

第二話【脂質異常症の苦手意識を克服したい方!】これを読めば大丈夫かも?

第三話【今さら聞けない脂質異常症の診断基準】ここを押さえればもう大丈夫

第四話【スタチンって6種類?】じゃ~、6人制のバレー選手で覚えましょう

今回、覚える「治療薬の作用機序と一覧表」はこれだ!

脂質異常症治療薬のクスリは、大きく分けて、「コレステロールを低下させるクスリ」「中性脂肪を低下させるクスリ」に分かれます。
「中性脂肪を低下させるクスリ」と、高額で使用頻度が限られているPCSK9阻害薬、MTP阻害薬(家族性高コレステロール血症治療薬)については、今回の絵とゴロでは扱わず、別の機会で投稿したいと思います。

作用機序

 

表1-2

表2

絵とゴロで楽しく覚える「小腸コレステロールトランスポーター阻害薬」

小腸トランスポータ

ゼチーア(エゼチミブ):
昔、スラッとしていた人が、年を取って様変わりすることは世の常でありますので許せますが、昔、憧れだったマドンナがハシタナイまねをすることは許せないなぁ~。 Aゼッケンの様な醜態はダメでしょう。

国の多目的コホート研究では、「痩せている人」よりも「ちょっぴり太っている人」の方が、死亡リスクがかなり低いという結果が出ています。「BMI25〜27未満」が最も死亡リスクが低いというのですから、最も健康的といわれる「BMI21~22」をストイックに目指すことに意味があるのでしょうか?

絵とゴロで楽しく覚える「陰イオン交換樹脂」

陰イオン

クエストラン(コレスチラミン):
「クエ専門のレストラン」なんてあるはずないと思っていましたが、「クエ専門店」の検索で多くのお店がヒットします。しかしながら、3,000円の定食など有るはずも無く、コース料理のほとんどが1万円以上でした。

コレバイン(コレスチミド):
もし、たったの6,000円×4人の24,000円で4人のスッチー(言い方が古いことは分かっています!アテンダント、客室乗務員ってお呼びするんでしょ!)と食事ができるのなら、「超安~い」とおっしゃるお父さん方は大勢いらっしゃると思います。でも、スッチー達の目線がイケメン・シェフに釘付けになっていたら、やり切れませんなぁ~。ナニ⁉ それでもいいというお父さんがまだ大勢いるってか?

絵とゴロで楽しく覚える「LDL変性抑制剤」

LDL変性阻害

シンレスタール/ロレルコ(プロブコール):
誰だって心霊スポットに汚れた包丁が落ちていたら驚きますよね。ましてや、タール状の赤い液体が付いていたらなおさらでしょう。

現場に、オムライスとケチャップを置き去りにするとは、犯人のかく乱操作かも知れませんよ。プロの部長さん!しっかり捜査してくださいよ。

まとめ

今回の脂質異常症に関する投稿で、私が感じたことは以下のとおりです。
①職場の健康診断などで行うLDL-CやHDL-Cの測定って、いい加減だなぁ~。この数字だけで脂質異常症と診断されたらタマランチ会長です。

「LDLの酸化防止」「HDLのコレステロール引き抜き能を高める」ことには大きな意義があると思うのですが、スタチン系薬剤のようなアプローチにはチョッチ疑問を感じます。研究者の先生方には頑張って頂き、もっと画期的なクスリをお願いします。

家族性高コレステロール血症の方や心血管イベント(狭心症、心筋梗塞)の再発抑制には、積極的な服用が必要であると思いますが、狭心症や心筋梗塞の発作を一度も起こしたことのない私のような半端者(現在、境界域にいます)に服用を迫るのは良くないと思うのです。

痛風予防(発作なし境界域)で勧められた「フェブリク」は、ベネフィット>リスクを信じて、ドクターに抗うことなく服用し続けています。大した副作用も書いてないので安心はしていますが…。
でも、スタチンのように「横紋融解症」と書いてあればビビりますよね。スタチンだけは抗ってみようかなぁ。

くすりのレビュー、国家試験の勉強に役立つYouTube動画

yakulab info 下田武先生
HMGーCoA還元酵素阻害薬の比較:9分34秒

メバロチン:13分30秒

ロスバスタチン:13分30秒

脂質異常症1:11分07秒

脂質異常症2:14分04秒

脂質異常症3:12分51秒

脂質異常症4:18分04秒

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