「コロナ渦で新種のワニ発見⁉」二本の角が生えたって、ホントの話?

ワニの口 ちょっと休憩

「年賀状シリーズ」に加え、新シリーズ「何じゃコレ?珍十景」を始めています。
大自然や街なかで、(私の感性で)珍しくてオモロイものを発見した時に投稿しますので、勉強の合間に一息ついていただければ幸いです。

これまでの「何じゃコレ?珍十景」

第一弾 霊峰白山。豪雪地帯の山中で宇宙人が作った「巨大な雪壺」を発見?!

第二弾 昭和のヒーロー「ジャイアント馬場」さんの超特大スリッパを発見?!

第三弾 【歴史的発見?】あのビヨン・ボルグのラケットが後輩の細君の手に!

第四弾 【日本人の外人コンプレックス発見⁉】日本人は昔より大きくなった?

第五弾 「落書き」と「芸術」の違いを発見⁉バンクシーならどこまで許される?

第六弾 【本当にあったキョワ~イ話】快楽を求めたマジメ人間が見た錯覚とは?

第七弾 【仏教界を揺るがす喉(のど)仏の真実発見!】皆さんご存じでしたか?

 

 

今回の第八弾、「何じゃコレ?珍十景」は、今、世間を騒がしている「18歳以下への10万円給付」「マイナポイント最大2万円付与」について思うことを投稿します。国が抱える膨大な借金は、結局、子や孫が払うことになるのでしょうか?  若者たちよ、スマン!

ワニの口先に角が生えた? これって日本沈没?

ワニの口

もう見飽きていると思いますが、「国の財政がどれ程多くの借金に依存しているか」を説明する名画ワニの口」です。

 

2014年の消費税アップで、税収はワニの口が開く前の水準に回復し、歳出も100兆円あたりに落ち着いたことから、ようやくワニの口が閉じ始めたと安堵していました。
ところが突然、新型コロナがやって来て、2020年度予算は、補正予算を合わせて160兆円を超え、過去最高になったのでした。

 

このため、借金を埋める国債の額が跳ね上がり、今まで見せられてきた「名画ワニの口」の先っぽに「鋭く尖がった角」を書き足さなければならなくなりました。

 

また、2022年度の当初予算がコロナ前の100兆円強に戻れば角は1本で済んだのに、ご承知のとおり「18歳以下への10万円給付」と「マイナポイント最大2万円付与」を含めて数十兆円規模の補正予算が組まれることになり、更にもう一本、角を追加する必要になったのです。

 

まさに新種のワニが登場する訳で、まじめなお役人たちは、ワニの絵から角のあるサイの絵に差し替える検討をしているとか?

サイの絵

 

 

「リスク管理=いつでも逃げれる準備」だけじゃないよ

皆さんは、「リスク管理」という言葉を聞いてどのようなイメージをお持ちでしょうか?

地震のリスクに備え、いつでも逃げれるようにしておく」「失業のリスクを考え、お金を貯めておく」など、真っ先に思い浮かぶのは、「自分や家族が困った時のために、どのような準備をしておくか?」がリスク管理と思っておられる方がほとんどではないでしょうか?
こうしたリスクは比較的頻繁に身の回りに起こることから、たいへんイメージしやすく、対処方法も幼い頃から意図せず身につけているからだと思うのです。

 

ところが、原発事故やリーマンショック級の世界的恐慌など、極めて稀にしか起きない反面、いざ起こったら破局的なダメージを社会にもたらすリスクについては話が違って来ます。

 

破局的なリスクへの備えは、次元が異なるマネージメントが必要で、これらのリスクに真っ向から向き合うべき人は、私たち個人ではなく、国や社会を代表する、まさに私たちが選んだ?政治家の皆さんなのです!

 

国や社会が向き合うべき破局的なリスクについては、「リスク管理=危険からいつでも逃げれる準備」じゃなくて、「リスク管理=逃げずに、事が起こる前に大きな判断をすること」と言われています。現在放映中の「日本沈没」のように、転ばぬ先(平時)の大きな判断が極めて重要であり、大きな判断ができるリーダーの存在が極めて重要になります。

 

ワニの口については様々な意見があります。放置すれば、国債の暴落と円の暴落を招き、ドルが猛烈に値上がりすると主張する人もいます。一方、日本政府が保有する外貨1.4兆ドルが猛烈なドル高によって猛烈に値上がりし、それを売れば日本は一気に借金返済できるという学者もいます。(信用できませんが・・・)

 

まあ、どっちでもいいのですが、ワシら日本の年寄は「借金は良いことではない!」「少しでも多くの資産を子や孫に残してやれ!」と教えられてきました。この膨大な借金を子や孫が払うと思うと、申し訳なくて死んでも死に切れない思いなのです。

 

このような状況では、爺さん婆さん達は不安で金を使いません。政治家の皆さん、景気を良くしたいなら、「逃げずに、事が起こる前の大きな判断をしてください。」「もうこれ以上の借金をしないでください。」

 

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