横浜市長選で自民党に赤信号?菅おろしの風速は、そよ風か?強風か?

2011年賀状 ちょっと休憩

毎年、友人から変な年賀状が届きます。「その年の世相をブッタ斬る‼」とのことですが、迷惑ながらも内心楽しみしています。

泣いても笑っても、今年は衆議院の解散選挙があります。横浜市長選の結果で自民党の先生方は戦々恐々になっているとか?昔、民主党が落ち目になっていた頃の2011年賀状が机の中から出てきましたで紹介します。「10年ひと昔」と言いますが、今となっては懐かしい思い出となってしまいました。

 

民主党政権にとどめを刺したのは、東京電力福島第1原発事故。10年経った今、自民党政権を揺るがすのは、新型コロナ問題か? 豹変した中国問題か? 来年の年賀状に登場するこの国のリーダーは、誰になっているのかなぁ?

 

2011年元旦、友人から届いた一通の年賀状

2011年賀状

 

2010年に起きた南米チリの落盤事故って覚えていますか?

チリ北部にあるサンホセ鉱山での落盤事故は、世界中をくぎ付けにした69日間に及んだ感動の救出劇です。2010年8月22日、落盤事故から17日目。地下に閉じ込められた作業員から、「われわれは避難所にいて、33人は無事だ。」という走り書きのメモが地上に届いた(救助用ドリルの先端に赤ペンで走り書きされたメモがくくりつけてあった)のでした。

生存を伝える待望の知らせに、世界中が沸き立ち、世界中の技術者やレスキュー隊が現地に向かい、最終的には救出カプセルによって全員を救出したのでした。

年賀状の意図は人気ガタ落ちだった民主党政権のオレキレキが、万が一、この救出劇に加わることができ、YouTubeで世界中に配信されたら、落ち目の人気が「うなぎ昇りになる」であろうという妄想です。(笑い)

 

民主党丸の沈没を振り返ると…

2009年8月末の衆院選で自民党を破り、政権交代を果たした民主党でしたが、3年余りの政権運営は迷走の連続で、この間に3人の首相交代劇がありました。民主党政権への期待が高かっただけに、そのガッカリ感は今も引きずっていますよね。

 

思い返せば、子ども手当や高校無償化により一般会計は初めて90兆円(今は軽く100兆円なのに)を突破し、予算捻出のため「無駄、無駄無駄」の魔女狩りが始まりましたよね。また、普天間の移設問題では「最低でも県外」と言いながら、結局、(自民党時代に固まっていた)辺野古に回帰し、外交の未熟さぶりも露呈してしまいました。鳩山首相が、オバマ大統領に言った「トラスト・ミー(私を信じて)」って、いったい何だったんでしょうか?

 

とどめは、菅直人首相の危機管理と震災対応でしたよね。尖閣諸島沖の漁船衝突事件で、中国人船長を逮捕・送検しながら、中国側が対抗措置を強めると、船長を釈放。ちぐはぐな対応は中国共産党の思うつぼとなりましたよね。また、2011年3月に発生した東日本大震災では、官邸が原発事故の対応に追われ、政府内の指揮命令は大混乱。ヘリコプターから水を撒くなんて、今となっては笑い話になってしまいました。佐藤浩市、渡辺謙主演の「Fukushima50」(原発事故の再現ドラマ)を是非観てください!

 

ラストエンペラーって、いつもいい人

民主政権で最後の首相となった野田佳彦さん。人の好さを備えた、まさにラストエンペラーでしたね。一枚ウワ手の安倍さんとの党首討論で、解散を約束させられてしまったのですから。
「政権交代前に時計の針を戻して、古い政治に戻るのか!」
と叫んで選挙に突入しましたが、政治なんて、「新しいか古いか」というものでなく、「良いか悪いか」じゃないでしょうかね~。

 

いよっ11代目。市川海老蔵の暴行事件って覚えていますか?

2010年11月の早朝市川海老蔵さんは、西麻布の飲食店で酔った勢いでケンカとなり、他の客からボコボコ(返り討ち)にされてしまいました。顔面を負傷し、出血した赤い目が印象的でしたよね。

 

事件後のふてぶてしい態度も話題となりましたが、妻であった小林麻央さんとの闘病生活や子育てを乗り越え、今では立派なおじさんになりましたよね。芸に対する姿勢もすばらしく、オリンピックの開会式に登場するってことは、日本を代表する文化人になったということですよね。応援してます。頑張ってくださ~い!

 

今、「人気を回復する穴」って、あるのでしょうか?

2021年賀状で紹介したとおり、やはり新型コロナ対策で、国民の心を鷲づかみにするしかないでしょうね。まあ~、選挙近くまでにワクチン接種が奏功し、「患者数の減少」と「景気が回復」が付いてくれば、「菅おろしの風」はそよ風になると思うのですが・・・。

誰がやっても難しい局面ですが、アノ人とアノ人ではかえって人気のガタ落ちになると思いま~す。

それ誰よ? シ~ン。「言うてはならんことじゃ、クワバラ、クワバラ。」

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