【歴史的発見?】あのビヨン・ボルグのラケットが後輩の細君の手に!

二人の細君 ちょっと休憩

「年賀状シリーズ」に加え、新シリーズ「何じゃコレ?珍十景」を始めました。
大自然や街なかで、(私の感性で)珍しくてオモロイものを発見した時に投稿しますので、勉強の合間に一息ついていただければ幸いです。

これまでの「何じゃコレ?珍十景」

第一弾 霊峰白山。豪雪地帯の山中で宇宙人が作った「巨大な雪壺」を発見?!

第二弾 昭和のヒーロー「ジャイアント馬場」さんの超特大スリッパを発見?!

 

第三弾、今回の「何じゃコレ?珍十景」はこれだ!

ベランダのラケット

 

テニスプレーヤーのビヨン・ボルグ(スウェーデン)は、1970年代前半から1980年代前半にかけて活躍した選手で、20歳の若さでウィンブルドン初優勝、以来5回の連続優勝を果たしています。彫刻のように美しい顔立ちと沈着冷静なその姿から“氷の男”と呼ばれ、テニスに興味のなかった人々さえも虜にしました。

 

特に、5連覇のかかった1980年ウィンブルドン大会は歴史に残る死闘で、『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』という題名で映画化(2017年)されました“炎の男”とは、ジョン・マッケンロー(アメリカ)のことで、彼は、類い稀なる才能を持ちながら、不利な判定に怒り狂って審判に噛みつき、“悪童”とバッシングされていました。

 

映画では、機械のように正確に立ち振る舞う“氷の男”と、怒りをむき出しにプレーする“炎の男”を対照的に際立たせ、決勝戦では、フェアプレーで戦う二人に自然と友情が芽生えるシーンを描き出していました。

 

そのような“氷の男”が手にしていたラケットが、何と! 後輩A君の家のベランダに転がっていたのでした。

「細君専用の布団タタキ」として使われてきたそうで、普通の布団タタキよりも、ラケットの方がパワーが強く、たくさんのホコリが立つそうです。

 

ボルグとマッケンロー

 

ラケットの変遷を考える

翌1981年ウインブルドン大会では、マッケンローが優勝し、その後、ベッカー、レンドル、エドベリ、サンプラスへといった懐かしいビッグプレイヤーが名を連ねます。

 

一方、ラケットも木製からカーボン製へと様変わりし、その性能から、サーブ&ボーレーよりもストローク主体の戦い方に変わってしまいました。

 

木製ラケットでは、大きなテイクバックが必要で、後ろから前への重心移動を教えられましたが、今では、動作をコンパクトにし、体軸の回転を利用したストロークを教えられます。

 

スキーにしろテニスにしろ、フォームを見れば年がばれてしまうので、道具に合わせた身のこなしを常々考えている次第です。悲しかとデス。

 

妻の呼び名「細君(さいくん)」を考える

 

二人の細君

配偶者(女性)を表現する言葉として「妻や家内」「奥様やお嫁さん」などがありますが、それぞれの意味をきちんと理解して使っているでしょうか?

 

既婚女性を呼ぶ時には、状況・場面・相手に応じて、「妻・嫁・奥さん・家内・女房・かみさん・細君」という呼び名を使い分ける必要があるのです。

 

個人的には、「細君」という言葉が好きで、漢字の印象から(自分勝手ではありますが)「か細い女性」「控え目な女性」「人の陰に咲く美しい女性」というイメージを描いてしまうのです。森喜朗 前大会委員長の件もあり、これ以上の言及はいたしませんが、好きなものは好きなのです。

 

でも、気を付けなければならないことがあります。「細君」とは、本来、「ある程度親しい相手や自分と同等以下の相手」に対して、「自分の妻」のことを謙遜して呼ぶ言葉でした。しかしながら、時代とともに「A君の細君・あの人の細君」などのように「他人の妻」を呼ぶ言葉になりました。もともと謙遜から発生した言葉なので、決して「目上の相手(地位や立場が上の相手)の妻」に対しては使ってはいけないのです。日本語って難しいなぁ~。

 

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