【攻略!抗アレルギー薬(その3)】これで苦手意識をぶっ飛ばせる?

オノン、キプレス、シングレア、ゾレア感染免疫

前回は、エバステル、タリオン、アレグラ、ディレグラ、ビラノアの楽しい覚え方について投稿しました。多くの市販薬が登場していることから、質問される場合も多く、「クスリの名前」と「アバウトなクスリの性格」を知っておかないと超~不安ですよね。
今回は、第三弾(最終稿)として、ジルテック、ザイザル、オノン、キプレス/シングレア、ゾレアの楽しい覚え方について投稿します。

前前々回内容(Ⅰ型アレルギー(即時型過敏症))もレビューして、楽しく覚えてくださいね。

今回覚える「クスリの名前」はこれだ!

覚える表3

※前前々回投稿した表から抗ヒスタミン薬の第一世代及び第二世代(一類)を省いています。三環系、ピぺリジン骨格、ピぺラジン骨格の構造ついては前回の表を参考にしてください。ピぺリジン骨格とピぺラジン骨格の薬理作用については、ほぼ同一であるとの見解です。
第二世代の抗ヒスタミン薬は、蕁麻疹やかゆみなどの皮膚疾患にはよく効くものの、アレルギー性鼻炎には期待するほどの効果がなく、点鼻ステロイド薬や目薬を併用することが得策であると言われています。前回投稿のとおり、早い段階から免疫システムに組み込まなければ効果が薄いということですよね。

今回覚える「アバウトなクスリの性格」はこれだ!

①「効き目」と「眠気」のランキング

ランキング表

ランキング2

「効き目」と「眠気」には、個人差があり過ぎて、上記のランキングを鵜呑みにすることはできませんが、一応、「Tmax値」による効き目、「ヒスタミンH1受容体占拠率」からの眠気、ということで順位付けをしています。
例えば、クラリチンは、ヒスタミンH1受容体占拠率が比較的高い割には、運転に関する注意書きがありませんし、「運転操作の注意」よりも「運転に従事させない注意」の方が眠気が強いはずなのに、占拠率の順番とはピッタリと一致しません。
「効き目」と「眠気」を相対的に位置づけた表は、上記以外にも数多く出回っていますが、「個人的な感想・考え方」である旨を明記しています。あくまでも「アバウトなクスリの性格」としてご理解くださいね。

②市販薬となっている抗ヒスタミン薬の顔ぶれ

市販薬

興味深いのは薬代です。安い順に処方箋薬(受診料を含む)<処方箋無し(零売薬局で買う)<市販薬となっているのでしょうか?医療費高騰を抑制するには、花粉症薬を保険薬から外したら?との意見もチラホラ。耳鼻科の先生方は激怒するだろうなぁ~。

ジルテック、ザイザルの楽しい覚え方

ジルテック、ザイザル

ジルテック(セチリジン):
強いヒスタミンH1受容体拮抗作用が特徴で、吸収がよく、作用発揮に時間が速く、その効果は24時間持続します。アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、痒疹および皮膚そう痒症の治療に供され、第2世代抗ヒスタミン薬として医療の現場で広く使用されてきました。しかしながら、より強い生理活性の強い光学異性体のみを取り出したデザレックスが登場したため、ジルテックの使用頻度は低下しました。
それはそうと、「嫁と子供を使って、境界をいじるテクニック?」など聞いたことがありません。ゴロがどうしても浮かびませんでした。苦し~いです! すいまっしぇ~ん。

ザイザル(レボセチリジン):
レボセチリジンの「レボ」は、「光を左に回転させる(左施性)」という意味のギリシャ語に由来しています。レボセチリジンは、セチリジンの半量で同等の抗アレルギー効果が得られることが確認されていて、適応症はアレルギー性鼻炎、慢性特発性蕁麻疹となっています。
アレルギー性疾患の低年齢化に伴い、服用しやすいシロップ剤の開発進み、生後6ヵ月以上7歳未満に使用できる新用法・用量も承認されています。
それにしても、庭でサイと猿を飼い、冷房付きの飼育小屋を作るなんて! 馬鹿げていますかね? 「レボ」が「冷房」としか結び付かなかったとです。ごめんなさい。

オノン、キプレス/シングレア、ゾレアの楽しい覚え方

オノン、キプレス、シングレア、ゾレア

オノン(プランルカスト):
喘息治療の基本は「吸入ステロイド薬」ですが、気管支や鼻粘膜の「ロイコトリエン受容体」をブロックすることで、喘息やアレルギー性鼻炎の症状が緩和できることから、補助的に追加で処方されることが一般的です。従って、緊急の発作を止めるような作用はなく、喘息が起こらないように予防的に用いるクスリです。
ところで、お若いの。キューバの革命運動家「カストロ議長」って知ってまっか?カストロがオノ・ヨーコのことを好きだったという証拠はどこにもありませんし、むしろお二人の性格からして、水と油かも知れません。ん、待てよ。私は二人に会ったこともないし、プライベートに関する知識もありません。ごめんなさい。

キプレス/シングレア(モンテルカスト):
シングレアとキプレスは、いわゆる併売品で、 シングレアはMSD、キプレスは杏林製薬が販売しています。名前は違いますが、成分「モンテルカスト」を含む同じクスリ薬です。
もともとは、気管支喘息に対する適応だけでしたが、アレルギー性鼻炎に対しても効果が期待できることから、2008年にはアレルギー性鼻炎の効能が追加になりました。オノンとシングレアの大きな違いは、服用回数とタイミングで、オノンは1日2回朝・夕食後に、シングレアは1日1回寝る前に服用します。
しかしながら、日本のケチな(気っぷが良くない)独身男性が、キューバに渡ったからと言ってモテるはずありませんよね。カストロ議長のかぶり物よりも、お金をばらまく絵にした方が良かったでしょうか?

ゾレア(オマリズマブ):
新しいクスリに関しては、値段に見合う効果があるのかどうか気になります。
それにしても、用を達している途中にライトで照られたらショックですよね。ましてや、軽犯罪なのに銃口を向けられたらどうしましょ。

くすりのレビュー、国家試験の勉強に役立つYouTube動画

yakulab info 下田武先生

ビラノア錠(ビラスチン):23分16秒

ザイザル錠/OD錠/シロップ(レボセチリジン):12分36秒

花粉症:11分14秒

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